これは、私が経験した闘いの記録である。
昔働いていた会社で賃金未払いという仕打ちを受けて辞め、その支払請求の民事訴訟を起こしたことがあります。その全記録を公開します。
権利は主張してこそ行使される。同じ境遇の方の参考にでもなれば幸いです。
平成１６年１０月８日付 準備書面前文より
原告が知る限り、原告就労期間中に被告会社には八名もの人間が入退社を繰り返しており、その全員が会社の待遇に不満を持って去っているという状態です。またその多くがこれ以上の関わりを避けたいと、諸機関への報告すら行っておりません。中には心身共に疲れ果て、福岡を去って行った同僚もいます。この事態に対し、今ここで誰かが行動を起こさなければ原告はこの先も同じ事を繰り返し、多くの労働者に苦痛を与え続けることになります。その様な事にならない為にも、法律の専門家である裁判所の胸を借りて、本訴訟を意義あるものにしたいと思っております。
２０１１年３月２３日更新
当サイト内にて、とある宗教団体ついての記述がありますが、被告が信仰しているものを思想主張の一部として勝手に持ち出して来ていただけです。本事件と宗教団体は一切関係ありません。とりあえず、本訴訟は請求棄却などにはなっていません。という事だけは書いておきます。
■ スキップメニュー （ファイルがアップしてある分も、また未調整部分が多い状態です。）
01 入社から退社まで
02 最低賃金を下回る給料
03 労働基準監督署と職業安定所（ハローワーク）へ報告
04 職業安定所の事情聴取
05 賃金・割増賃金支払通告書を送る
06 労働基準監督署の事情聴取
07 その後の会社内情と一部未払賃金受取
08 支払督促を申立てる
09 民事訴訟始まる
10 第一回口頭弁論と被告答弁書
11 「付加金」を加える請求拡張を申立てる
12 第一準備書面
13 第二回口頭弁論と答弁書
14 第二準備書面
15 陳述書を提出
16 杉田氏直筆のFAXより
17 被告準備書面と書証提出
18 原告側証人尋問
19 弁護士へ相談
20 弁護士を雇う
21 打合わせと新たな乙号証
22 ロイヤルホストの件
23 期日延期と訴え変更の申立てる
24 求釈明を申立てる
25 文書提出命令を申立てる
26 請求の趣旨及び原因訂正を申立てる
27 第３準備書面提出
28 第４準備書面提出
29 第５準備書面提出
30 第６準備書面提出
31 被告側証人尋問
32 交通事故
■ 参考判例 （別窓）
＞ 平成８年（ワ）第８０７５号、平成９年（ワ）第３２３号 東久商事事件
＞ 昭和５８年（ヨ）第１５８０号 千代田工業事件
■ 知識
作成中＞＞ 労働条件通知書 ／ 内容証明郵便 ／ 支払督促 ／ 小額訴訟 ／ 付加金
■ リンク
● 法令 （別窓）
労働基準法 （解説付） ／ 最低賃金法 ／ 職業安定法 ／ 雇用保険法
全てノンフィクションです。一切脚色はありません。
当時の記録に加筆をして文章作成しています。よって、一部内容が現在進行形だったり、過去形だったりしていますが、気にしないでください。
原告書面は、ワードデータからコピーしてますので、誤字等が含まれていても提出文章そのまま掲載しています。
被告書面は、OCRソフトを使ってテキスト化している為、変換時の誤植が出てる可能性があります。
個人名は全て仮名に置き換えています。